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大汗腺と小汗腺
体の中の汗腺は2つあり、エクリン腺とアポクリン腺といいます。どちらも皮膚の真皮というところから皮下組織にかけてあって、それぞれアポクリン腺が大汗腺、エクリン腺が小汗腺といわれています。
小汗腺と呼ばれるエクリン腺は、体に生えている毛とは無関係に無数に存在します。その数は全身で200万〜500万と言われています。特に多いのが手のひらや足の裏などです。多汗症の人の汗はほぼこのエクリン腺が関係しています。
大汗腺と呼ばれるアポクリン腺はその出口が毛根と同じところに合って、特定の場所にのみ存在します。
主にわきのしたや足の裏それに陰部です。
アポクリン腺からの汗は、ベタベタした汗です。確かに複雑な分解を経ているので、いやなにおいはしますが、アポクリン腺だけではわきが臭のように強いにおいにはなりません。アポクリン腺のある場所が、高温多湿の汗をかきやすく細菌が繁殖しやすい場所になるので、色々な要素が加わってあのわきが臭が起こってくるのです。
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